10 Mar 2019
アンダラクリスタルとの出会いをきっかけに、研磨を始めました。
まさか、自分がこんなことやるとは思わなかった・・・・
研磨に対するネガティブな意見
「石は研磨なんてせず、掘り出したままが一番」という意見があります。
私も、なんとなくそう思っていた頃がありました。
その後、石との関係が強くなってくると、
「石にとって研磨って悪いものでもないぞ」という印象に変わってきました。
歯列矯正して、思いっきり笑えるようになる人がいるように、
プチ整形することで、前向きに明るくなる女性がいるように、
研磨して輝く石もあるのです。
研磨を自分でやるということ
研磨を自分でやることにはいろいろメリットがあります。
まず、石と対話できます。
「どうする?」って感じです。
研磨の作業中は、瞑想状態です。
石と対話し、自分とも対話します。
研磨の甘い石を磨き直すことができます。
研磨といえば、ドイツのイーダー・オーバシュタイン。
「イーダーで研磨された」という説明が付くと、価格は跳ね上がります。
日本では、山梨が宝石研磨のメッカ。
日本の職人さんは、まさに匠の技の研磨ですが、これまた人件費がお高いです。
人件費の安い国で磨かれた石は、
石の品質は高くても、
磨き残しがあったり、研磨が甘かったりします。
こういうのを、自分で研磨しなおすことができるんですね~
ちょっと磨き直すだけで、何倍もの輝きを放つ石もあるんです。
アンダラクリスタルの研磨
研磨を習おうと教室に問い合わせ、
「天然ガラスを磨きたい」というと、
ガラスはねぇ・・・と難色を示されます。
というのは、ガラスはパリンっといってしまうからですね。
今の教室は、「そこをなんとか」と門をたたきました。
アンダラクリスタルは柔らかい
アンダラクリスタルを初めて見た先生は、
へぇ~
そして、
割れないねぇ。
びっくり。
今日は、三角錐(アポロチョコみたいな感じ)なので、
ペンダントにはちょっと・・・・と諦めていたアンダラを研磨してみました。
裏は美しいのでそのまま残すことにして。
表は、原石の形状を活用したしずく型にします。
こんな機械で
荒く削ります。
削ったところが、白っぽくなりますね。
水を使うので、びしょびしょ・・・
目を細かくしていって・・・
だんだん透明感が出てきますね。
最後はツヤ出し
ツヤ出し剤が、ものすごい緑色なのです。
できあがり。
キャンディーみたい!
薄い部分が透けて、シラーのような光が浮かび上がります。
すごいパワーありそう!
ウォーターメロンならではのかわいらしさに、妖艶さが加わったような気がします。
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波動はどうなる?
あくまでも私個人の感覚ですが。
原石のときのアンダラクリスタルは、キーンという感じです。
つまり、光波動発生器、のような感じ。
「波動は高いほどいいじゃないか」という意見もあると思いますが、
人間には扱いにくいかもしれません。
もちろん、アンダラが心を開いた人(つまり、持ち主)ならば大丈夫ですが。
研磨すると、波動はそのままで、ほかの天然石に近くなります。
つまり、コミュニケーションしやすくなります。
私は研磨が好き
というわけで、私は研磨が好きです。
なにせ、石の美しさが増します。
ただ、アンダラクリスタルについては、
ほかの天然石よりも、原石の良さを活かした研磨がとても重要になると思います。
本日の研磨は3時間。
疲れた・・・・
遅めのランチの天丼が身に染みます。
緑の指で失礼します・・・。
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