22 Jan 2019
人間、生きていればいろいろあるわけで。
悲しいことやつらいことが起こると、
心の中にトラウマとして残ることがあります。
ネガティブなことに対する耐性は人によって違うので、
トラウマとして残るか残らないかも、
人によって違います。
したがって、
トラウマを解消する方法も人によって違います。
今日は、
トラウマが解消してるかどうかを見分ける1つの方法
をご紹介したいと思います。
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他人に指摘されたときのリアクション
ここでは、わかりやすくするために、
私の実際の体験を踏まえてお話します。
私は2回離婚して、現在シングル。
2番目に結婚した相手はお医者さんでした。
離婚の理由は、というと。
務めている病院は、車で1時間くらいの場所にありました。
末期の患者さんがメインだったので、
かなり頻繁に呼び出される毎日・・・。
帰宅した、と思ったらまた出かけることもしばしばで。
片道1時間、さらに疲労状態での運転はきついし面倒です。
そうこうしているうちに、病院に泊まるようになり、
その頻度が高くなり・・・
私の方も、帰ってこないならこないで食事の支度などが簡単なので、
特に文句を言うこともなく・・・。
こんなすれ違い生活が5年ほど続き、
あまり会うことがなくなって、相互に興味が薄れていって・・・
そんなある日、
「今後の人生を考えたい」という打診がメールであり、
かなり寛大な条件を提示していただいたので、
離婚に応じた、という次第です。
彼は現在再婚しています。
子供のことや仕事のことなど、たまにメールのやりとりをしていますし、
お互いに「幸せになってね」という気持ちでいます。
私が感じていたトラウマ
昔、「亭主元気で留守がいい」というCMがありましたよね。
私も同感だったので、ある意味お気楽な状態だったのですが、
それでもネガティブな気持ちはありました。
たとえば、
子供の入学式などのイベントに夫が参加しないこと。
子供の教育などでも、
「あぁ、こういうときお父さんがいてくれたらいいのに」という場面も多々ありましたし。
そんなこんなをひっくるめると、
やっぱりネガティブな感情というものは常にあったような気がします。
あるとき友だちが
円満に離婚した後は、元夫に感謝しながら平和な毎日を送っていたある日のこと。
久しぶりに友だちに会うことになりました。
(ちなみに、彼女は詳しい離婚のいきさつはしりません)。
幸せになって欲しいわ~
すると、彼女はこう言いました。
あなた、わかってるの?
彼女の話をまとめると、こんな感じです。
その証拠に、彼は再婚しているじゃないか。
そんな元夫に幸せになって欲しいなんて思うあなたはバカよ!
私のリアクション
彼女の話を聞きながら、私が思ったことといえば。
なるほど、そういう考え方もあるんだなぁ!
でした。
「そうじゃないの、ほんとはこうなのよ」と反論する気にもならず、
彼女に対して憎たらしいとか、腹が立つとか、そんなこともなく、
ただ単に、
あぁ、そういう見方もあるんだなぁ、と思ったのです。
そう思っている自分を客観的に見て、
「あ、もう全部解消されてて、ネタになったんだなぁ・・・」と思ったのでした。
ネガティブな思い出や失敗は、やがて「ネタ」になる
世の中には、「えー、そんなことあるんだ!」というような失敗やネガティブな経験をした人がたくさんいます。
友だちや知り合いとのおしゃべりで、「昔さぁ~」と、こういう話が出たりしませんか?
さらっとおもしろおかしく話してくれる場合、それはすでに「ネタ」になっています。
つまり、トラウマは解消されているわけですね。
かなり深刻で、想像するだけで大変そう・・・な内容であったとしても、
「うそ~~~!」とびっくりする周囲をよそに、
当の本人はケロっとしていたりするのです。
心の中ですでに決着がついていて、解決済みの案件なんですね。
今、渦中にいる方へ
今、なにかネガティブな事象の渦中にいる方へ。
私はそんなとき、
「これもいつかネタになる」
と思うようにしています。
私は、人生の旅路において、重症は負っていないまでも、
全身に小傷がたくさんあるし、叩けばホコリもでますから、
私のネタ帳はいっぱいです(笑)
いつか肉体を離れてあちらの世界に戻ったとき、
魂の仲間たちに、ネタ帳のネタを披露しようと思っています。
みんなを「うそ~~~!」とびっくりさせることを期待して。
そんなことを思いつつ、プロフィールを書き直してみました。
長文ですが、よかったら覗いてみてくださいませ!
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