11 Dec 2018
先日、日光に一泊で行ってきました。
目的の1つが、輪王寺の護摩焚きです。
11時からの護摩焚きに間に合うように出ました。
日光は、雪がちらついておりました!
浄化の雪か・・・。
こちらが大護摩堂(お借りした画像です)。
ブログに書く予定はなかったので、まったく写真を撮っておらず・・・。
護摩堂はとっても大きな建物で、
中にはずらりと座席が並んでいます。
混雑する時期にはすごい人数が詰めかけるのでしょう。
でも、季節柄か(12月半ば)、15人ほどでした。
お堂の前方に、
「七福神」や「十二天」など、約30体の仏様や、祖子像が祀られています。
まだ時間があったので、
端からご挨拶していったのですが、
途中で、サードアイがきゅ~んとなった仏像がいらして。
調べてみると「日天」(太陽の神)でした。
護摩堂はきっちりドアが閉まる構造ではないので、
ほぼ外気と同じ温度・・・
ブランケットを貸していただけます(もちろん、これだけでは寒いのですが)。
しばらくすると、お坊さんが登場。
もちろん素足です。
さ、さすが、修業した方は違うなぁ・・・と思っていると、
マスクをしていらっしゃる。
風邪気味なので、
皆さんにうつさないように、との配慮です、という説明がありました。
とても優しい声で、
前方の神様の説明をしていただき、いよいよ護摩焚きです。
お経が始まると、
場がガラっと変わった感覚がしました。
先ほどとはまったく違う力強さにびっくり!
お堂に響くお経の声を聞きながら
燃え上がる炎を見ていると、
時間が止まったような不思議な感覚にとらわれました。
何かが身体の中で回転していく感じ・・・
途中で、ものすごく暑くなってコートを脱いだり、
逆に寒くなってコートを着たり・・・。
エネルギーがすごく動いている感覚。
終盤にさしかかると、
お坊さんは祈願のお札1枚1枚を手に取り、
「なんとかなんとか、エイっ」と、祈祷してくれます。
霊験が宿った!という感じがします。
一般的な神社などでは、
全部を並べてさら~とする感じなので、
これにはびっくり!
混んでいるときは、大変ですよね、きっと。
さらに最後に、
お札だけでなく、参列者にも数人ずつまとめて「えいっ」とやってくれます。
全工程1時間ほど。
とても丁寧で本格的な護摩焚きでした。
私はここで、なんと時間切れ!
東照宮にお詣りもぜず(!)帰宅です・・・とほほ。
次回はもう少しのんびりしたいなぁ。
不動明王が、しっかりと煩悩や業を焼き払ってくださった!
という実感のある護摩焚きでした。
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