7 Dec 2019
テレビの弊害はずーっと認識していたので、「いつかは・・・」と思っていたのです。
思い切って捨てることにしました。
TVがなくなると、TV台も必要ないので廃棄。
それによって、リビングが広くなりました！
さらに、空き時間が増えた。
自分ではほとんどTVを見ていないと思っていたけど、
案外ムダに時間を使っていたんだなぁ・・と実感しています。
砂嵐のサブリミナル
TVには、ザーっという「砂嵐」の画面ってありますよね？
2009年、アメリカで1960年代に放送された映像が、
匿名でYouTubeに投稿されました。
砂嵐の映像の中に、いろんなサブリミナルが仕込まれていたそうです。
たとえば、以下のような文字が一瞬、表示されるようになっていたそうです。
- アメリカ合衆国政府を信じなさい
- 神は見ている
- 抵抗する者は許されない
- 従え 消費しろ
- 買え 信じろ
- 政府を疑うな
これはアメリカのお話ですが、
日本でも例外ではないはず。
サブリミナルは現在では禁止されています。
しかも、一般人でも詳細な画像分析ツールを使える時代になったので、あからさまな細工はすぐばれてしまうでしょう。
でも、絶対にないと断言できるでしょうか？
そもそも、私は政府やマスメディアを信じておりません。
また、規制があるということは、それを無視する人もいる、ということです。
CMにも
また、一目でサブリミナルとわかる文字や画像ではなく、
巧妙な細工がされているものもあります。
たとえば、
車が森の中を疾走するようなCM。
裸の女性に見えるように、葉や枝のイメージを操作することで、
主な購買者である男性の注意を引くんですね。
現在は、高度な画像処理ソフトがたっくさんありますから、
こんな加工は極めて簡単でしょう。
このような手法は、なんらかの形で、80～90%の広告で使用されていると言われています。
無意識に脳に情報をインプットすることで、
私たちは、特に必要でもないものを買わされ、
従順に振る舞うように仕向けられている可能性があります。
TV番組はスポンサーありき
TVがあった頃、夕方の情報番組を見るとはなしに見ていました。
「今、大人気の・・・」
「今の流行は・・・」 というトレンドを取り上げるコーナーがたくさんありました。
「行ってみたい！」「食べてみたい！」と思いますよね。
でも、これだって「でっち上げる」こともできるのです。
仮にでっちあげはないとしても、
番組には「スポンサー」というフィルターが必ずかかっています。
昔、投資信託の勉強会に参加したときのこと。
講師の先生から、「書店の雑誌は絶対に参考にしないように」と言われました。
その理由は、スポンサーです。
スポンサー企業にとって不利な内容の記事は掲載できないので、
内容に偏りがある、とのことでした。
これは、TVはもちろん、スポンサーが付くものはすべて同じですね。
スポンサーの意向に反したことは、絶対にできないのです。
つまり、われわれはスポンサーにマインドコントロールされている、とも言えますよね。
TVは心理操作に非常に有効なツール
雑誌、新聞、インターネットなど、非常に幅広いメディアがありますが、 お気に入りの雑誌、新聞、Webサイトは人それぞれ。
その点で、TVは一番マスにアクセスしやすいツールだと言えます。
われわれは、開かれた自由な社会で生活していると思い込んでいますが、
それは間違えかもしれませんよ。
TVがなくなって2週間ほどですが、
まだふと、「TVつけようかな」なんて思うときがあるんですよ。
習慣化されていて、こわいです。
そういうときは、瞑想タイムにしております。
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