23 Sep 2023
今日は、こちらの石の持ち主さまが寄せてくださったストーリーです。
ジャッジせず、ありのままをいったん受け止めてみる石。
気持ちが楽になっていくと思います。 器を大きくする石でもあります。
見たくないもの
販売ページの写真もとても素敵なので、 スマホの待ち受け画面にしてしまいました。
「実物の方がきれい!」を目指しているので、とっても嬉しいです〜!
でも当時はあまり興味がわかずで、長らく忘れてたんです。
わかります〜。
私もそうですし、「知っていたけど・・・」という方、意外と多いですよ。
なんか見てはいけないものを見てしまったような、 体がゾワゾワする感覚です。
うわっ、見ちゃいけないやつだ。でも私、これ絶対知ってる。
レコードキーパーという言葉が浮かんで、 過去にどこかで会ってるんだろうなと思いました。
同時に「せんたん(先端?)」という言葉が何度もおりてきました。
石のリクエストに応じて研磨するのですが、三角形などファセットをリクエストする石は、形そのものもメッセージだったりします。
でも気になる。
自分にないものほど、恐怖感もあるし、馴染みのない色だし・・・。
避けたくなりますよね〜。
なので販売開始前に「私は持ち主になれますか?」って、 HPの画像に向けて尋ねてみたんです。
そしたら「え?私じゃないです」「違いますけど」って返ってくるんですね(笑)
そこへ【三角ブルー】が「ね、そうでしょ。やっぱり私!」とアピール。
それでも本当に購入できるか半信半疑なところはありましたけど、 購入できた時は、やっぱり来ることになってるんだと苦笑いしました。
購入後、販売ページの画像を眺めてたんですが、 画面越しでもいろいろ話しかけてくるんです。
とても元気な女の子というイメージがあります。
「私たちはずっと一緒に仕事をしてた。 言葉をおろしてた。 私はあなた、あなたは私。 今すぐ行くわ!」
なんとも清々しいメッセージですね!
爽やかな風のよう。
後で調べたらギリシア神話で「調和」をつかさどる女神とか。
定期的に潜在意識のセッションやヒプノセラピーを受けているんですが、 私は自分に課している様々な「統制」を崩すことがテーマなんです。
石田様のリーディングにも「ジャッジしない。ありのままを受け止める」とありましたが、 まさに今、自分が取り組んでいる課題そのもの。
枠を外して、自分をほどいていくことが必要なステージに来ています。
統制を外れた先にある調和を目指すこと。
そのサポートをするためにハルモニアはやってきたんですね。
研磨のときからこの石のことを思い返してみると、非常に興味深いです・・・(以下で説明)。
このメールをいただくまでこの深い部分にあるメッセージにはまったく気づきませんでした。
ありがとうございます!と同時に、やっぱり持ち主さまはすごいなぁ〜と感動です。
こちらこそ、ありがとうございます!
整えてから崩す
こんなこと書いたら、いわゆる「研磨職人さん」に叱られてしまいそうですが、ファセットでもしずくでも、研磨はすべて「感覚」(つまり目分量)でやっております。
というのは、しずくも下膨れとかしゅっと長いとかいろんな形がありますし、原石の状態もあるし、なにしろ石の「指示」が最優先です。
とはいえ三角形やダイヤ形などは非対称だと目立ちますよね。
きっちり測った方がいいんだろうなぁと思いつつ、感覚でやっていたんですね。
ところが。
前回のアップでは三角の石が2つあったのですが、いずれも「測ってみて」と。
エメラルドグリーンの石は、研磨の過程で「33.3mm」という長さで333という数字と、数字の美しさをアピールしたかったようでしたが、こちらの三角ブルーは「きっちり測って同じ長さにして」なのです。
ですから、いわゆる「きちんとした二等辺三角形」になりました。
今考えてみれば、「測って」と言われたのは2つの辺だけ。
2つのものの均衡と統制だったのでしょう。
持ち主さまのメッセージを拝見して、この石は、きちんと均衡していて統制が取れた状態から崩すのだな、と感じました。
崩れたものをさらに崩したところで、何の意味もない。
既存の枠を外して、崩す。
そこから、新たな局面の調和を図る。
そう考えると、現在課していて制限のように思える「統制」も決して無駄なものではなく、次の調和を実現する大前提というか、次に行くための大事な要素だったりするのでしょう。
うーむ、奥が深いなぁ・・・。
私にはわからない深淵な世界に、持ち主さまと石はいるのだなぁと感じました。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
素敵な1日を!
スポンサーリンク